阿片の中国史(新潮新書)
新潮新書
歴史学
作品カナ:アヘンノチュウゴクシシンチョウシンショ
紙書籍ISBN:978-4-10-610133-5
紙書籍ISBN:978-4-10-610133-5
玄宗帝から毛沢東までの1200年。アジアの歴史を一変させた悪魔の物語。
阿片戦争から中華人民共和国成立までの約百年間の中国近代史は、阿片抜きには語れない。阿片という麻薬に、これほど蹂躙された国は、世界史の中でも例がない。中国人が麻薬としての阿片を知ったのはいつのことか。最初はどこから入ってきたのか。なぜ、超大国・清がいとも簡単に阿片に侵されてしまったのか。そして共産党と阿片の知られざる関係とは――。中国と阿片の長い歴史をひもとく。
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譚ろ美(タン・ロミ) プロフィール
東京生まれ。作家。慶應義塾大学文学部卒業。元慶應義塾大学訪問教授。革命運動に参加し日本へ亡命後、早稲田大学に留学した中国人の父と日本人の母の間に生まれる。『中国共産党を作った13人』『阿片の中国史』『戦争前夜—魯迅、蒋介石の愛した日本』など著書多数。