明治大正 翻訳ワンダーランド(新潮新書)
新潮新書
ノンフィクション一般
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作品カナ:メイジタイショウホンヤクワンダーランドシンチョウシンショ
紙書籍ISBN:978-4-10-610138-0
紙書籍ISBN:978-4-10-610138-0
『鉄仮面』、超訳どころか荒業訳。『小公子』、名タイトル誕生秘話。『フランダースの犬』、刊行は奇跡の経緯。今に残る名作はいかにして日本語となったのか――。
驚愕! 感嘆! 唖然! 恐るべし、明治大正の翻訳界。『小公子』『鉄仮面』『復活』『フランダースの犬』『人形の家』『美貌の友』『オペラの怪人』……いまも読み継がれる名作はいかにして日本語となったのか。森田思軒の苦心から黒岩涙香の荒業まで、内田魯庵の熱意から若松賤子の身体感覚まで、島村抱月の見識から佐々木邦のいたずらまで、現代の人気翻訳家が秘密のワンダーランドに特別ご招待。
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鴻巣友季子(コウノス・ユキコ) プロフィール
1963年、東京生れ。英米文学翻訳家。主な訳書にエミリー・ブロンテ『嵐が丘』、クッツェー『恥辱』、ウルフ『灯台へ』など。著書に『全身翻訳家』、『熟成する物語たち』。