源氏物語ものがたり(新潮新書)

島内景二/著
配信開始日: 2012/03/30
価格:660円(税込)
新潮新書
ノンフィクション一般 TTS(読み上げ)対応
作品カナ:ゲンジモノガタリモノガタリシンチョウシンショ
紙書籍ISBN:978-4-10-610284-4
紫式部に取り憑かれた九人の男たち。千年かけて作られた世界に誇る物語。
いつ書き始められ、いつ書き終わったのかもわからない。作者の本名も生没年もわからない。それなのに、なぜ源氏物語は千年もの長きにわたって、読者を惹きつけてきたのか? 本文を確定した藤原定家、モデルを突き止めた四辻善成、戦乱の時代に平和を願った宗祇、大衆化に成功した北村季吟、「もののあはれ」を発見した本居宣長……。源氏物語に取り憑かれて、その謎解きに挑んだ九人の男たちの「ものがたり」。

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島内景二(シマウチ・ケイジ) プロフィール

1955(昭和30)年長崎県生まれ。電気通信大学教授、日本文学研究者、文芸評論家。東京大学法学部に在学中、源氏物語と現代短歌の魅力に目覚めて文学部国文学科に転進。同大学院博士課程修了。著書に『北村季吟』『光源氏の人間関係』『教科書の文学を読みなおす』など。

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