中国共産党を作った13人(新潮新書)
新潮新書
ノンフィクション一般
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作品カナ:チュウゴクキョウサントウヲツクッタジュウサンニンシンチョウシンショ
紙書籍ISBN:978-4-10-610359-9
紙書籍ISBN:978-4-10-610359-9
1921年7月23日午後8時、上海フランス租界の高級住宅。緊急招集! 第一回全国代表大会。平均年齢27.8歳、日本留学組4人。
一九二一(大正十)年七月二十三日、上海の高級住宅に十三人の中国人青年が集まった。そこで行われた会合こそ、中国で「歴史的壮挙」とされる、中国共産党第一回全国代表大会である。欧米列強に蹂躙された国土を取り戻すために命を懸け、過酷な運命に翻弄された十三人。彼らの青春群像を丁寧にたどっていくと、従来、中国共産党が意図的に軽んじてきた、党創設にまつわる日本の影響が浮かび上がってくる。
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譚ろ美(タン・ロミ) プロフィール
東京生まれ。作家。慶應義塾大学文学部卒業。元慶應義塾大学訪問教授。革命運動に参加し日本へ亡命後、早稲田大学に留学した中国人の父と日本人の母の間に生まれる。『中国共産党を作った13人』『阿片の中国史』『戦争前夜—魯迅、蒋介石の愛した日本』など著書多数。