「地球のからくり」に挑む(新潮新書)

大河内直彦/著
配信開始日: 2012/12/14
価格:660円(税込)
新潮新書
科学一般 TTS(読み上げ)対応
作品カナ:チキュウノカラクリニイドムシンチョウシンショ
紙書籍ISBN:978-4-10-610472-5
3億8千万年前の隕石衝突、地底に眠るバクテリア、深海の「燃える氷」……壮大な謎解きがスリリングに展開! 【講談社科学出版賞 受賞第1作】
地球は謎の塊である。その塊からエネルギーを次々に獲得し、万物の長となった人類は、今やエネルギー中毒に罹っている。なぜこんなことになったのか? そもそも地球の定員は何人か? 宇宙から飛来した石油の源、毒ガス開発学者が生み出した新肥料、未来の新エネルギー……第一線の地球科学者が工学、文化人類学、文学などの広範な最新知見を縦横に駆使し、壮大な物語を綴る。科学と文明史が見事に融合した快作。

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大河内直彦(オオコウチ・ナオヒコ) プロフィール

1966(昭和41)年、京都市生まれ。海洋研究開発機構生物地球化学研究分野・分野長。東京大学大学院博士課程修了。京都大学、北海道大学、米国ウッズホール海洋研究所などを経て、現職。著書に『チェンジング・ブルー―気候変動の謎に迫る―』(岩波現代文庫、講談社科学出版賞受賞)、『「地球のからくり」に挑む』(新潮新書)などがある。

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