これでいいのか、日本のがん医療

中村祐輔/著
配信開始日: 2013/08/23
価格:1,232円(税込)
単行本
医学一般 TTS(読み上げ)対応
作品カナ:コレデイイノカニホンノガンイリョウ
紙書籍ISBN:978-4-10-333431-6
日本の医療を立て直すため、あえて日本を後にした遺伝医学の世界的権威が語る。
基礎研究は世界的にもトップレベルであるにもかかわらず、日本ではそれをがんなどの新たな薬や治療法の開発に結びつけることができないでいる。世界中でゲノム創薬が本格化する中、このままでは日本は取り残されてしまう。何がこの国の医療の発展を妨げているのか? 医学界、霞が関行政が抱える病根に鋭くメスを入れる!

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中村祐輔(ナカムラ・ユウスケ) プロフィール

1952年大阪府生まれ、1977年大阪大学医学部卒業。阪大医学部附属病院、市立堺病院などで外科医として勤務し、がん治療のみならず救急医療にも携わる。1984年遺伝とがんの関連性を研究するために渡米。ユタ大学ハワード・ヒューズ医学研究所研究員として、黎明期のゲノム研究と出会う。1987年同大学人類遺伝学教室助教授に就任。1989年に帰国後、癌研究会癌研究所生化学部長などを経て1994年東京大学医科学研究所教授、1995年同研究所ヒトゲノム解析センター長。2005年理化学研究所ゲノム医科学研究センター長(併任)。2010年独立行政法人国立がん研究センター研究所所長(併任)。2011年内閣官房参与・内閣官房医療イノベーション推進室長を併任。同年12月同室長を辞任し、2012年3月渡米。現在、シカゴ大学医学部教授・個別化医療センター副センター長を務める。

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