新・幸福論―「近現代」の次に来るもの―(新潮選書)
新潮選書
社会
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作品カナ:シンコウフクロンキンゲンダイノツギニクルモノシンチョウセンショ
紙書籍ISBN:978-4-10-603738-2
紙書籍ISBN:978-4-10-603738-2
日本はなぜ「幸せでも不幸でもない社会」となってしまったのか?
政治、経済、思想――近現代の先進諸国は、常に「目標」に向かって突き進んできた。到達すれば、幸福な社会が待っている、と。が、たどり着いたのは、手ごたえのない、充足感の薄い成熟社会だった。18世紀のヨーロッパ、明治維新後の日本まで遡り、近現代の構造と宿命を解き明かし、歴史の転換を見据える大胆な論考。
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内山節(ウチヤマ・タカシ) プロフィール
哲学者。1950年、東京生まれ。群馬県上野村と東京を往復しながら暮らしている。著書に『「里」という思想』(新潮選書)、『文明の災禍』(新潮新書)、『日本人はなぜキツネにだまされなくなったのか』(講談社現代新書)、『いのちの場所』(岩波書店)など。