イクメンの罠(新潮新書)
新潮新書
ノンフィクション一般
社会
出産・子育て
作品カナ:イクメンノワナシンチョウシンショ
紙書籍ISBN:978-4-10-610936-2
紙書籍ISBN:978-4-10-610936-2
イクメンブームに隠された子育ての罠とは――教育心理学者がひもとく、「父親の役割」。
鈍感、不真面目、頼りない――。ここ数十年、子ども達の父親に対するイメージは悪化し続けている。「父親は厳しかった」と答える割合は低下し、「よくほめられた」と答える子どもが増えているにもかかわらず、この結果。上辺だけを真似た欧米流子育ての導入は、日本の家族をどう変えたのか。イクメンブームが加速する中、教育心理学者である著者が、父性機能の低下と自立できない子どもの増加に警鐘を鳴らす!
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榎本博明(エノモト・ヒロアキ) プロフィール
1955(昭和30)年東京生まれ。心理学博士。東京大学教育心理学科卒業。東芝勤務後、東京都立大学大学院へ。大阪大学大学院助教授等を経てMP人間科学研究所代表。『ほめると子どもはダメになる』『伸びる子どもは○○がすごい』『自己肯定感という呪縛』など著書多数。