陋巷に在り8―冥の巻―(新潮文庫)

酒見賢一/著
配信開始日: 2014/08/08
価格:715円(税込)
新潮文庫
文芸一般
作品カナ:ロウコウニアリ08メイノマキシンチョウブンコ
シリーズ名: 陋巷に在り
紙書籍ISBN:978-4-10-128120-9
顔回、冥界に降りる! 病み衰える美少女の必死の救出作戦が始まった!
妖女・子蓉の媚術により、陋巷の美少女・ヨは次第に病み衰えていく。満月の強大な魔力を利用する子蓉と巫医の神である祝融の力を借りる異形の南方医・医げいとの、命を賭けた闘いが始まった。孔子最愛の弟子・顔回は、ヨの内に潜む鬼魅を制するために、薬草漬けの酒で一時的に意識を殺し、九泉に向かった……。冥界に降りた顔回をめぐり、神同士が激しく相争う、驚天動地の第8巻。 ※文庫版掲載の『連載挿し絵名作館』は収録しておりません。ご了承ください。

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酒見賢一(サケミ・ケンイチ) プロフィール

福岡生れ。愛知大学卒業。1989(平成元)年に『後宮小説』で第1回日本ファンタジーノベル大賞を受賞してデビュー。1992年には『墨攻』『陋巷に在り〔1〕儒の巻』で中島敦記念賞を受賞。中国史を踏まえながら奔放な想像力で描く作品群には定評がある。また『後宮小説』がアニメ化され、『墨攻』が漫画化されるなど他分野からの注目度も高い。著書に『聖母の部隊』『ピュタゴラスの旅』『語り手の事情』『周公旦』(新田次郎文学賞受賞)などがある。

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