肖像彫刻家(新潮文庫)

篠田節子/著
配信開始日: 2022/03/28
価格:781円(税込)
新潮文庫
文芸一般
作品カナ:ショウゾウチョウコクカシンチョウブンコ
紙書籍ISBN:978-4-10-148422-8
さえないバツイチ彫刻家(53♂)が魂込めて造ったら、〈奇跡〉が起きちゃった?!
芸術家の道を諦めた中年バツイチの正道。心機一転、八ケ岳山麓に移住するが、本場イタリア仕込みの腕を振るった女神像は、あらぬ場所に置かれてしまう。それでも注文には心を込めリアルな彫像を造った。だが耳を疑うことが起きた。喋るというのだ、肖像が……。古刹の訳あり仕事から、亡き両親の像、大胆な裸体彫刻まで、珍現象が巻きおこす人間模様をからりとしたユーモアで笑い飛ばす傑作。(解説・鵜飼哲夫)

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篠田節子(シノダ・セツコ) プロフィール

1955(昭和30)年、東京生まれ。東京学芸大学卒。東京都八王子市役所勤務を経て1990(平成2)年『絹の変容』で小説すばる新人賞を受賞しデビュー。1997年『女たちのジハード』で直木賞、『ゴサインタン』で山本周五郎賞を、2009年『仮想儀礼』で柴田錬三郎賞を受賞。2011年『スターバト・マーテル』で芸術選奨文部科学大臣賞を受賞した。他の著書に、『夏の災厄』『弥勒』『銀婚式』『ブラックボックス』『長女たち』『インドクリスタル』『冬の光』『竜と流木』『蒼猫のいる家』(『となりのセレブたち』を改題)『鏡の背面』など多数。

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