篠田節子(シノダ・セツコ)

1955(昭和30)年、東京生まれ。東京学芸大学卒。東京都八王子市役所勤務を経て1990(平成2)年『絹の変容』で小説すばる新人賞を受賞しデビュー。1997年『女たちのジハード』で直木賞、『ゴサインタン』で山本周五郎賞を、2009年『仮想儀礼』で柴田錬三郎賞を受賞。2011年『スターバト・マーテル』で芸術選奨文部科学大臣賞を受賞した。他の著書に、『夏の災厄』『弥勒』『銀婚式』『ブラックボックス』『長女たち』『インドクリスタル』『冬の光』『竜と流木』『蒼猫のいる家』(『となりのセレブたち』を改題)『鏡の背面』など多数。
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