街のアラベスク(新潮文庫)

阿刀田高/著
配信開始日: 2014/10/10
価格:715円(税込)
新潮文庫
文芸一般
作品カナ:マチノアラベスクシンチョウブンコ
紙書籍ISBN:978-4-10-125534-7
あの日、あの時、あの場所で――東京というアルバムに綴じられた、過ぎ去りし切ない恋の12風景。
なぜだろう、この街を歩いていると、僕を通り過ぎていった愛しい人たちへの想いが甦る。まるで、街角の風景が、あの恋の記憶を永久保存していたかのように。井の頭公園、麻布十番、銀座、五反田、神楽坂、浅草、蒲田、新宿・十二社、善福寺──ふとした瞬間浮かび上がる、嘘のなかった誓いの台詞、息も詰まるような別れの言葉。東京という街のアルバムに綴じられた、切ない恋の物語。

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阿刀田高(アトウダ・タカシ) プロフィール

1935年、東京生れ。早稲田大学文学部卒。国立国会図書館に司書として勤務しながら執筆活動を続け、1978年『冷蔵庫より愛をこめて』でデビュー。1979年「来訪者」で日本推理作家協会賞、短編集『ナポレオン狂』で直木賞、1995年『新トロイア物語』で吉川英治文学賞を受賞した。短編小説、古典教養入門書、エッセイの名手として知られ、他の著書に『花あらし』『こころ残り』『闇彦』『ローマへ行こう』『地下水路の夜』『怪しくて妖しくて』『ギリシア神話を知っていますか』『漱石を知っていますか』『シェイクスピアを楽しむために』『小説工房12カ月』『知的創造の作法』『老いてこそユーモア』など多数。2003年に紫綬褒章、2009年に旭日中綬章を受章。2018年には文化功労者に選出。文化審議会会長や日本ペンクラブ会長を務め、妻で朗読家の阿刀田慶子と結成した「朗読21の会」の公演を通じて短編小説の魅力を伝える活動も行っている。

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