経団連―落日の財界総本山―(新潮新書)

安西巧/著
配信開始日: 2014/11/21
価格:660円(税込)
新潮新書
経済
作品カナ:ケイダンレンラクジツノザイカイソウホンザンシンチョウシンショ
紙書籍ISBN:978-4-10-610570-8
造船疑獄、狂乱物価、構造汚職、リクルート事件……政治と向き合い続けてきた財界人たちの戦後70年。
財界総理──。経団連会長がそう呼ばれていた時代があった。財界の意を体して政治と対峙した第2代会長・石坂泰三、政治献金の問題にスジ論で向き合った第4代会長・土光敏夫……。しかし今、そのポストに2代続けて「副会長OB」を起用せねばならぬほど、財界の人材は枯渇している。新興企業はそっぽを向き、中核の老舗企業群も余裕を失う中、「財界総本山」に明日はあるのか。一線の経済記者が肉薄する。

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安西巧(アンザイ・タクミ) プロフィール

1959年福岡県北九州市生まれ。日本経済新聞編集委員。早稲田大学政治経済学部を卒業後、日経に入社し、主に企業取材の第一線で活躍。広島支局長などを経て現職。著書に『経団連 落日の財界総本山』『広島はすごい』『歴史に学ぶ プロ野球16球団拡大構想』など。

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