愛という病(新潮文庫)
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新潮文庫
エッセイ・随筆
TTS(読み上げ)対応
作品カナ:アイトイウヤマイシンチョウブンコ
紙書籍ISBN:978-4-10-134174-3
紙書籍ISBN:978-4-10-134174-3
「愛がない」その一点の欠落だけで、なぜ自分を価値のない存在に感じてしまうのか? 男と女の本質に肉迫するエッセイ。
なぜ恋をするとバカになるのか、男を殺す女の言葉とは、エロいとは一体何なのか──幸福になるためには、自分を知ることのほか道はない。欲望と自意識をライフワークにしてきた著者が、自らの生き苦しさの正体を徹底的に解体していく痛快エッセイ。行き着いたのは「なぜ私は愛し愛される事に固執するのか?」という人類最大の命題。
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中村うさぎ(ナカムラ・ウサギ) プロフィール
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1958(昭和33)年、福岡県生れ。同志社大学卒業。0Lやコピーライターなどを経て小説家デビュー。『女という病』『私という病』『愛という病』『セックス放浪記』『狂人失格』『他者という病』など著書多数。