努力とは馬鹿に恵えた夢である

立川談志/著
配信開始日: 2015/05/08
価格:1,320円(税込)
単行本
エッセイ・随筆 落語・川柳 TTS(読み上げ)対応
作品カナ:ドリョクトハバカニアタエタユメデアル
紙書籍ISBN:978-4-10-306943-0
こんな名人と時を同じうして生きた幸せ。そして名文を読み返すことができる幸せ。
漱石は三代目小さんを「天才である。あんな芸術家は滅多に出るものぢやない」と評した。僕たちには立川談志がいた。あの最後の名人は稀代の名文家でもあった。漱石に倣えば、少し前に生まれても談志は聞けなかった。少し遅れても同様だ。けれど、文章はいつだって読むことができる。談志師匠の声が聞こえてくる。没後三年、落語と人生を論じ尽したエッセイ集。

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立川談志(タテカワ・ダンシ) プロフィール

(1936.1.2-2011.11.21)1952年に五代目柳家小さんに入門。1963年真打昇進。1966年TV番組「笑点」を企画、初代司会者となる。1971年からは参議院議員を一期6年務めた。1983年に落語協会を脱会、落語立川流を創設し家元となった。文章家としても知られ、著書に『現代落語論』『あなたも落語家になれる』『談志楽屋噺』などがある。高座では「居残り佐平次」「らくだ」「粗忽長屋(主観長屋)」「芝浜」「黄金餅」「松曳き」「やかん」等、多くの演目を十八番とした。

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