患者さんに伝えたい医師の本心(新潮新書)

高本眞一/著
配信開始日: 2016/01/08
価格:660円(税込)
新潮新書
医学一般 TTS(読み上げ)対応
作品カナ:カンジャサンニツタエタイイシノホンシンシンチョウシンショ
紙書籍ISBN:978-4-10-610627-9
妻の乳がんで私も「患者の家族」になった――。
医療過誤や医療訴訟が続く昨今、医者と患者はしばしば対立するが、本来は同じ病気に立ち向かうパートナーである。お互いの事情を理解しあえば、医療はもっと良くなるはずだ。妻の乳がんによって「患者さんのやるせなさが身に染みて分かった」と語る著者は、自身が院長を務める病院で、さまざまな試みに着手している。日本を代表する心臓外科医が考える「理想の医療」の姿。

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高本眞一(タカモト・シンイチ) プロフィール

1947(昭和22)年生まれ。愛媛県松山市に育つ。三井記念病院院長。東京大学医学部名誉教授。外科医(専門は心臓血管外科)。公立昭和病院心臓血管外科主任医長、国立循環器病研究センター第二部長を経て、1997年に東京大学医学部胸部外科教授に就任。2009年より現職。

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