軍艦長門の生涯(上)(新潮文庫)

阿川弘之/著
配信開始日: 2016/07/29
価格:814円(税込)
新潮文庫
文芸一般 TTS(読み上げ)対応
作品カナ:グンカンナガトノショウガイ01シンチョウブンコ
シリーズ名: 軍艦長門の生涯
紙書籍ISBN:978-4-10-111007-3
巨大な艦体に日本の栄光と矛盾を孕み、激動の大正・昭和期を生きた一隻の軍艦。その航跡に幾多の日本人のドラマが浮び上がる。
総排水量4万3千トン、40サンチ砲8門搭載、最高速力26.7ノット。世界最大・最強・最高速の戦艦としてその威容を誇った軍艦長門は、帝国海軍の栄光と矛盾を一身に背負って激動の大正・昭和期を生きた。連合艦隊が壊滅し、ただ一隻生き残った長門を、敗戦後待ちうけていたのは劇的な終焉……。一隻の軍艦の生涯を通して今よみがえる、“あの時代”の日本と日本人の一大スペクタクル!

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阿川弘之(アガワ・ヒロユキ) プロフィール

(1920-2015)広島市生まれ。1942(昭和17)年、東大国文科を繰上げ卒業し、海軍予備学生として海軍に入る。戦後、志賀直哉の知遇を得て師事。1953年、学徒兵体験に基づく『春の城』で読売文学賞を受賞。同世代の戦死者に対する共感と鎮魂あふれる作品も多い。芸術院会員。主な作品に『雲の墓標』『舷燈』『暗い波濤』『志賀直哉』のほか、『山本五十六』『米内光政』『井上成美』の海軍提督三部作がある。

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