山口瞳「男性自身」傑作選 熟年篇(新潮文庫)
新潮文庫
文芸一般
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作品カナ:ヤマグチヒトミダンセイジシンケッサクセン01ジュクネンヘン
シリーズ名: 山口瞳「男性自身」傑作選
紙書籍ISBN:978-4-10-111132-2
シリーズ名: 山口瞳「男性自身」傑作選
紙書籍ISBN:978-4-10-111132-2
週刊新潮の名物コラムを再編集! 厳しき激しく穏やかに日常を綴った不滅のエッセイ。好評『礼儀作法入門』の原点がここに。
ガスの点火ができない/バターは食品の最高傑作/軍隊では、狡猾な男が褒められ、偉くなる/私は向田邦子処女説を支持/夏の終り、咲き残っているアジサイが好き/嫌いなのは「でしょうねえ」と受け答える人――週刊新潮で31年続いた名物コラム「男性自身」は、ユーモアとペーソスにあふれた出色の身辺雑記だった。今読んでも色褪せない傑作を熱烈ファンの嵐山氏が選び、再編集した。
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山口瞳(ヤマグチ・ヒトミ) プロフィール
1926(大正15)年、東京生れ。鎌倉アカデミアに入学。出版社勤務を経て、1958(昭和33)年寿屋(現サントリー)宣伝部に入り、「洋酒天国」の編集者・コピーライターとして活躍する。1962年『江分利満氏の優雅な生活』で直木賞受賞。1979年には『血族』で菊池寛賞を受賞する。1963年「週刊新潮」で始まった「男性自身」は、31年間1614回に及ぶ。シリーズ最終巻は『江分利満氏の優雅なサヨナラ』。1995(平成7)年8月永眠。
この著者の書籍
嵐山光三郎(アラシヤマ・コウザブロウ) プロフィール
1942(昭和17)年、静岡県生れ。雑誌編集者を経て、作家活動に入る。1988年、『素人庖丁記』により、講談社エッセイ賞を受賞。2000(平成12)年、『芭蕉の誘惑』(後に『芭蕉紀行』と改題)により、JTB紀行文学大賞を受賞。『悪党芭蕉』が2006年に泉鏡花文学賞を、2007年に読売文学賞を受賞した。『文人悪食』『文人暴食』『文人悪妻』『文士の料理店』『日本一周ローカル線温泉旅』『死ぬための教養』『寿司問答――江戸前の真髄』『昭和出版残侠伝』『美妙』『芭蕉という修羅』『漂流怪人・きだみのる』など著書多数。