自由の思想史―市場とデモクラシーは擁護できるか―(新潮選書)
新潮選書
経済
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作品カナ:ジユウノシソウシシジョウトデモクラシーハヨウゴデキルカシンチョウセンショ
紙書籍ISBN:978-4-10-603785-6
紙書籍ISBN:978-4-10-603785-6
経済学の泰斗が「資本主義の急所」に挑む――。
自由は本当に「善きもの」か? 市場経済が暴走し、民主主義が機能不全に陥ってしまうのは、自由が足りないせいか、それとも過剰なせいか? 古代ギリシア、古代ローマ、中世ヨーロッパ、啓蒙時代の西欧、そして近代日本……経済学者の視点から、古今東西の歴史と思想を自在に行き来し、政治経済体制としての自由のあり方を問う。 ※新潮選書版に掲載の図版の一部は、電子版には収録しておりません。
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猪木武徳(イノキ・タケノリ) プロフィール
1945年、滋賀県生まれ。経済学者。大阪大学名誉教授。元日本経済学会会長。京都大学経済学部卒業、マサチューセッツ工科大学大学院修了。大阪大学経済学部教授、国際日本文化研究センター所長、青山学院大学特任教授等を歴任。主な著書に、『経済思想』、『自由と秩序』、『戦後世界経済史』、『経済学に何ができるか』、『自由の思想史』、『デモクラシーの宿命』など。