秘密の花園(新潮文庫)
新潮文庫
イギリス文学
TTS(読み上げ)対応
作品カナ:ヒミツノハナゾノシンチョウブンコ
紙書籍ISBN:978-4-10-221404-6
紙書籍ISBN:978-4-10-221404-6
両親を亡くし、心を閉ざす少女が起こした美しい奇蹟とは。児童文学の名作が新訳で登場。
十歳にして両親を亡くし、親戚に引きとられたメアリ。顔色も悪く愛想のない彼女を唯一楽しませたのは、ひっそりと隠された庭園だった。世話役のマーサの弟で、大自然のなかで育ったディコンに導かれ、庭園と同様にその存在が隠されていた、いとこのコリンとともに、メアリは庭の手入れを始めるのだが――。三人の子どもに訪れた、美しい奇蹟を描いた児童文学永遠の名作を新訳。
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フランシス・ホジソン・バーネット(Burnett,Hodgson Frances) プロフィール
(1849-1924)英国マンチェスターの富裕な商人の家に生れるが、幼くして父を失い、家族とともに米国に移住。家計を助けるために作家活動を始める。次男をモデルにした『小公子』(1886)、続く『小公女』(1905)で成功をおさめ、『秘密の花園』(1911)で名声を不動のものにする。明治期の日本にも紹介され、現代に至るまで長く読まれている児童文学作家である。
この著者の書籍
畔柳和代(クロヤナギ・カズヨ) プロフィール
1967年生れ。東京医科歯科大学教授。訳書にキャロル・エムシュウィラー『すべての終わりの始まり』、マーガレット・アトウッド『オリクスとクレイク』、ジョン・クロウリー『古代の遺物』(共訳)、バーネット『小公女』『秘密の花園』などがある。