本屋さんのダイアナ(新潮文庫)

新潮文庫
文芸一般
TTS(読み上げ)対応
作品カナ:ホンヤサンノダイアナシンチョウブンコ
紙書籍ISBN:978-4-10-120242-6
紙書籍ISBN:978-4-10-120242-6
私は大穴(ダイアナ)。こんな名前を初めて褒めてくれた、あの子。最強のガール・ミーツ・ガール小説!
私の名は、大穴(ダイアナ)。おかしな名前も、キャバクラ勤めの母が染めた金髪も、はしばみ色の瞳も大嫌い。けれど、小学三年生で出会った彩子がそのすべてを褒めてくれた――。正反対の二人だったが、共通点は本が大好きなこと。地元の公立と名門私立、中学で離れても心はひとつと信じていたのに、思いがけない別れ道が……。少女から大人に変わる十余年を描く、最強のガール・ミーツ・ガール小説。
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柚木麻子(ユズキ・アサコ) プロフィール

1981(昭和56)年、東京生れ。2008(平成20)年「フォーゲットミー、ノットブルー」でオール讀物新人賞を受賞し、2010年に同作を含む『終点のあの子』でデビュー。2015年『ナイルパーチの女子会』で山本周五郎賞を受賞。2017年に発表した『BUTTER』は世界35ヶ国以上で翻訳が決定し、2024(令和6)年に刊行されたイギリス版(ポリー・バートン訳)は大手書店チェーンWaterstonesが選ぶ「Book of the Year 2024」や、「The British Book Awards 2025」(Debut Fiction部門)などを受賞。ほかの作品に『ランチのアッコちゃん』『あいにくあんたのためじゃない』などがある。