暗号名は「金沢」―十津川警部「幻の歴史」に挑む―(新潮文庫)

西村京太郎/著
配信開始日: 2017/08/18
価格:539円(税込)
新潮文庫
ミステリ TTS(読み上げ)対応
作品カナ:アンゴウメイハカナザワトツガワケイブマボロシノレキシニイドムシンチョウブンコ
紙書籍ISBN:978-4-10-128533-7
謎の暗号が歴史を変えた! 十津川警部が恐るべき謀略に挑む歴史トラベルミステリー。
太平洋戦争末期、連合国は、敗色濃い日本に降伏を迫るポツダム宣言を発表した。宣言を受け、日本政府中枢が、降伏か徹底抗戦かで真っ二つに割れる中、日本と中立国の間をしきりに飛び交う、謎の暗号「カナザワ」。この暗号の指し示すものはいったい何なのか? 敗戦から七十年の時を経て、太平洋戦争と現代日本を繋ぐ、恐るべき謀略に十津川警部が挑む、新機軸の長編歴史トラベルミステリー。

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西村京太郎(ニシムラ・キョウタロウ) プロフィール

(1930-2022)東京生れ。1963(昭和38)年『歪んだ朝』で「オール讀物」推理小説新人賞、1965年『天使の傷痕』で江戸川乱歩賞をそれぞれ受賞。1981年に『終着駅殺人事件』で日本推理作家協会賞を受賞する。2004(平成16)年には日本ミステリー文学大賞を、2019年には「十津川警部」シリーズで吉川英治文庫賞を受賞。鉄道ミステリー、トラベルミステリーに新境地をひらき、常に読書界の話題をさらうベストセラーを生み出した。

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