塑する思考
単行本
エッセイ・随筆
TTS(読み上げ)対応
作品カナ:ソスルシコウ
紙書籍ISBN:978-4-10-351071-0
紙書籍ISBN:978-4-10-351071-0
デザインの本質は、物や事をカッコよく飾る付加価値ではありません。第一線で活躍する著者が、全身で柔軟に思考する22章。
ニッカ・ピュアモルト、明治おいしい牛乳、ロッテ・キシリトールガム、NHK Eテレ「デザインあ」のデザイナーは、ごく日常と接点を持つデザインを通じて、思い、感じ、考えた――。「分からせたがる」愚と「分からなさの魅力」について。あえてデザインしないのも、みごとなデザインであることについて。そして、デザイン・マインドとは気遣う心そのものであり、英語だ道徳だと騒ぐ前に、デザイン教育こそ、について……。
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佐藤卓(サトウ・タク) プロフィール
グラフィックデザイナー。株式会社電通を経て、1984年佐藤卓デザイン事務所設立(2018年4月に株式会社TSDOに社名変更)。「ロッテ キシリトールガム」「明治おいしい牛乳」等のパッケージデザイン、「PLEATS PLEASE ISSEY MIYAKE」のグラフィックデザイン、「金沢21世紀美術館」「国立科学博物館」等のシンボルマークを手掛け、NHK Eテレ「にほんごであそぼ」アートディレクター、「デザインあ」総合指導、21_21DESIGN SIGHT館長およびディレクターを務めるなど多岐にわたって活動。著書に『クジラは潮を吹いていた。』(DNPアートコミュニケーションズ)、『塑する思考』(新潮社)等。