笑劇の人生(新潮新書)
新潮新書
ノンフィクション一般
芸能・エンターテイメント
TTS(読み上げ)対応
作品カナ:ショウゲキノジンセイシンチョウシンショ
紙書籍ISBN:978-4-10-610749-8
紙書籍ISBN:978-4-10-610749-8
藤田まこと、花登筺、勝新太郎、そして兄・芦屋雁之助……「極私的」上方芸能裏面史。
ようこの歳まで、こんなすかたんやってきたなぁ。兄・雁之助とともに戦後間もなく“笑劇”の世界へ。「番頭はんと丁稚どん」「裸の大将」等など、人を笑わせ続けて七十年。溢れるほどに稼いだカネを蕩尽し、三度の結婚うち二度は人も呆れる歳の差婚。国内有数の映画マニアにしてモノ蒐集家――そんな“怪人”の人生から、戦後上方芸能史の裏側が見えてくる。最初にして最後の異色自伝、どうぞ、わろてやってください。 ※新潮新書版に掲載の写真の一部は、電子版には収録しておりません。
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芦屋小雁(アシヤ・コガン) プロフィール
1933(昭和8)年京都府生まれ。喜劇俳優。戦後間もなくから舞台、テレビ、映画などで幅広く活躍、「番頭はんと丁稚どん」で全国的人気を博した。兄は俳優の芦屋雁之助、弟に芦屋雁平(ともに故人)。著書に『シネマで夢を見てたいねん』『小雁の京都人の取扱説明書』など。