維新と戦った男 大鳥圭介(新潮文庫)

伊東潤/著
配信開始日: 2018/07/20
価格:825円(税込)
新潮文庫
文芸一般 歴史小説−近世 TTS(読み上げ)対応
作品カナ:イシントタタカッタオトコオオトリケイスケシンチョウブンコ
紙書籍ISBN:978-4-10-126172-0
われ、薩長の明治に、恭順せず。勝海舟や土方歳三に信頼された幕臣、大鳥圭介を描く。
われ、薩長の明治に恭順せず――。幕府歩兵奉行・大鳥圭介は異色の幕臣だった。全身にみなぎる反骨の気概、若き日に適塾で身に着けた合理的知性、そしてフランス式軍学の圧倒的知識。大政奉還後、右往左往する朋輩を横目に、江戸から五稜郭まで戦っていく。勝海舟や土方歳三に信頼された大鳥は、なぜ戦い続け、何を信じていたのか。武士の最後の戦を描ききる傑作長編。『死んでたまるか』改題。

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伊東潤(イトウ・ジュン) プロフィール

1960(昭和35)年、神奈川県横浜市生れ。外資系企業に勤務後、作家に。2011(平成23)年、『黒南風の海――加藤清正「文禄・慶長の役」異聞』で本屋が選ぶ時代小説大賞、2013年、『国を蹴った男』で吉川英治文学新人賞、『義烈千秋 天狗党西へ』で歴史時代作家クラブ賞作品賞、『巨鯨の海』で山田風太郎賞を受賞。2014年、『峠越え』で中山義秀文学賞を受賞。著書に『天地雷動』『野望の憑依者』『城をひとつ』『西郷の首』『維新と戦った男 大鳥圭介』などがある。

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