皇室はなぜ世界で尊敬されるのか(新潮新書)
新潮新書
外交
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作品カナ:コウシツハナゼセカイデソンケイサレルノカシンチョウシンショ
紙書籍ISBN:978-4-10-610814-3
紙書籍ISBN:978-4-10-610814-3
皇室は、最強の外交資産だ。「私は通常、外国の大使には会わないが日本は例外である。日本の皇室を尊敬しているからだ」(サウジアラビアの王族)。
現在、世界にある君主国は二十八。その中で最古の歴史を誇る皇室は、他の王室、そしてすでに王室を失ってしまった国々からも、深い敬意を向けられている。それは長い歴史に加え、先の天皇をはじめとする皇族の人間力によるものであり、日本外交にも大きく寄与してきた。皇室という外交資産は、新たな令和の時代にどう生かされるのか。これまでの歩みはどう受け継がれていくのか。歴史的エピソードに照らして考える。
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西川恵(ニシカワ・メグミ) プロフィール
1947(昭和22)年長崎県生まれ。1971年毎日新聞社入社。パリ、ローマの各支局、外信部長などを経て、2014年から客員編集委員。仏国家功労勲章シュヴァリエ受章。著書に『エリゼ宮の食卓』(サントリー学芸賞)『知られざる皇室外交』など。(公財)日本交通文化協会常任理事。