夏をなくした少年たち(新潮文庫)

生馬直樹/著
配信開始日: 2020/01/31
価格:737円(税込)
新潮文庫
文芸一般 ミステリ
作品カナ:ナツヲナクシタショウネンタチシンチョウブンコ
紙書籍ISBN:978-4-10-101481-4
少女は何故死んだ!? 刑事の俺は少年時代の後悔と対峙する。新潮ミステリー大賞受賞作。
その男の死体が発見されたのは8月21日だった。「そうか、結局死んだのか」梨木刑事の記憶は少年時代に戻る。深い後悔が僕らのすべてを引き裂いた、あの夏の花火大会の夜に。僕らは置き去りにしたのだ――幼い少女を暗闇の山中に。刑事は故郷に戻り、かつての仲間と22年ぶりに再会し、事件の真相を解き明かす。胸を締め付ける瑞々しい情景描写が選考会で絶賛された新潮ミステリー大賞受賞作。(解説・大森望)

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生馬直樹(イクマ・ナオキ) プロフィール

1983(昭和58)年12月、新潟県生れ、在住。2016(平成28)年、『夏をなくした少年たち』で新潮ミステリー大賞を受賞し、デビュー。他の著書に『偽りのラストパス』がある。

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