ひりつく夜の音(新潮文庫)

小野寺史宜/著
配信開始日: 2020/03/20
価格:605円(税込)
新潮文庫
文芸一般 TTS(読み上げ)対応
作品カナ:ヒリツクヨルノオトシンチョウブンコ
紙書籍ISBN:978-4-10-121152-7
夜にも音がある。夢追う青年が孤独なジャズ奏者の時を動かす。注目の実力派の感動作。
46歳の下田保幸は、プロのジャズクラリネット奏者。演奏に全てを捧げた若い日の情熱は潮が引くように褪せ、いまは音楽教室講師の僅かな収入で過ごす。そんな暮らしがギタリストの青年・音矢との出会いで動き出す。どうしても困ったら下田を頼るよう、亡き母に言われたという音矢の名字は佐久間。下田が昔愛した女性と同じだった……。人生の折返し点で迷う大人たちの心をはげます感動作。(解説・北上次郎)

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小野寺史宜(オノデラ・フミノリ) プロフィール

1968(昭和43)年、千葉県生れ。2006(平成18)年「裏へ走り蹴り込め」でオール讀物新人賞を受賞。2008年、『ROCKER』でポプラ社小説大賞優秀賞を受賞。他の著書に「みつばの郵便屋さん」シリーズ、『リカバリー』『ひりつく夜の音』『ひと』『夜の側に立つ』『縁』『今日も町の隅で』『食っちゃ寝て書いて』『今夜』『天使と悪魔のシネマ』などがある。

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