予測学―未来はどこまで読めるのか―(新潮選書)

大平徹/著
配信開始日: 2020/08/26
価格:1,320円(税込)
新潮選書
社会 科学一般
作品カナ:ヨソクガクミライハドコマデヨメルノカシンチョウセンショ
紙書籍ISBN:978-4-10-603857-0
私たちは、もはや「予測」や「予想」なしには生きていけない。
ウイルスの感染率、天気予報、地震・噴火、エスカレーター乗降時の無意識な動き、文字変換、カーナビや自動運転、株式市場、開票結果、世論調査、平均寿命、ガン患者の余命――社会は「予測」に満ち満ちている。スーパーコンピュータなど科学技術の進歩により、この傾向はどこまで進むのか。自然現象、社会現象など、あまたの「予測」を数理学者が読み解く。

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大平徹(オオヒラ・トオル) プロフィール

1963年、東京都生まれ。名古屋大学大学院多元数理科学研究科教授。1982年、グルー基金奨学生として渡米し、ハミルトン・カレッジに入学、1986年卒業。英国ケンブリッジ大学クライスツ・カレッジ、民間企業勤務を経て1993年に米国シカゴ大学大学院物理学専攻博士課程修了、Ph.D.取得。民間企業研究所を経て、2012年4月より現職。専門は「ゆらぎ」や「遅れ」を含むシステムの数理だが、研究対象の題材は数理、物理、生物・生体、社会・経済など幅広く取り上げている。著書に『「ゆらぎ」と「遅れ」――不確実さの数理学』(新潮選書)など。趣味はギター演奏とサイクリング。東京・港区のサッカーチームに親子で所属する週末プレイヤーでもある。

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