椰子・椰子(新潮文庫)

川上弘美/著、 山口マオ/絵
配信開始日: 2020/10/23
価格:572円(税込)
新潮文庫
文芸一般
作品カナ:ヤシヤシシンチョウブンコ
紙書籍ISBN:978-4-10-129231-1
たのまれなくても、人にすすめたくなる小説です。お読みになったら屹度気に入られます。南伸坊
妊娠中のもぐらと一緒に写真をとったり、町内の縄文人街を散歩したり、子供たちを折りたたんで押入れにしまったり、中くらいの災難に見舞われ一時乳房等の数が二倍になったり。奇想天外でヘンテコで不気味な出来ごとが、次々と繰りだされる日常を、ごく淡々と送る女性の、ユーモラスな春夏秋冬。一足踏みいれたらきっととりこになる、とっぷりと心地よい「椰子・椰子」ワンダーランド。
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川上弘美(カワカミ・ヒロミ) プロフィール

1958(昭和33)年、東京都生れ。1994(平成6)年「神様」で第一回パスカル短篇文学新人賞を受賞。1996年「蛇を踏む」で芥川賞、1999年『神様』でドゥマゴ文学賞、紫式部文学賞、2000年『溺レる』で伊藤整文学賞、女流文学賞、2001年『センセイの鞄』で谷崎潤一郎賞、2007年『真鶴』で芸術選奨文部科学大臣賞、2015年『水声』で読売文学賞、2016年『大きな鳥にさらわれないよう』で泉鏡花文学賞を受賞。その他の作品に『椰子・椰子』『おめでとう』『ニシノユキヒコの恋と冒険』『古道具 中野商店』『夜の公園』『ざらざら』『パスタマシーンの幽霊』『機嫌のいい犬』『なめらかで熱くて甘苦しくて』『猫を拾いに』『ぼくの死体をよろしくたのむ』『某』『三度目の恋』などがある。

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山口マオ(ヤマグチ・マオ) プロフィール

1958(昭和33)年千葉県生れ。1991(平成3)年「年鑑日本のイラストレーション」新人賞、1993年N.Y.ADC賞他受賞。1997年千葉・千倉にオリジナルショップ&ギャラリー「海猫堂」をオープン。MAOネコの登場する独特の画風で人気を博す。

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