雑貨の終わり

三品輝起/著
配信開始日: 2021/02/05
価格:1,980円(税込)
単行本
エッセイ・随筆 文化史・文化論 暮らし・生活全般 TTS(読み上げ)対応
作品カナ:ザッカノオワリ
紙書籍ISBN:978-4-10-353511-9
無印良品も村上春樹もTDLもパンも雑貨になった……? 東京西荻の雑貨店主が考察するエッセイ集。
疫病に街がすっぽりと覆われてしまう前、店内を眺めた。専門店にあったはずの工芸品も本も服もみな雑貨になった。物と雑貨の壁は壊れ、自分が何を売っているのか、いよいよわからなくなっていく。これからどうしたら物の真贋の判断を手放さずに済むだろうか。広範な知識と経験を交えて雑貨化の過去と現在地を探る画期的な論考。

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三品輝起(ミシナ・テルオキ) プロフィール

1979年、京都府で生まれ、愛媛県で育つ。2005年、東京の西荻窪で雑貨店FALLを開店。2017年、エッセイ集『すべての雑貨』(夏葉社)を刊行。『図書』(岩波書店)ほか各誌に雑貨論を寄稿している。

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