ペインレス(下)―あなたの愛を殺して―(新潮文庫)
新潮文庫
文芸一般
ミステリ
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作品カナ:ペインレス02アナタノアイヲコロシテシンチョウブンコ
シリーズ名: ペインレス
紙書籍ISBN:978-4-10-145718-5
シリーズ名: ペインレス
紙書籍ISBN:978-4-10-145718-5
痛覚を失った男、心に痛みを感じない女性医師。最もスリリングな医学エンターテインメント! 下巻。
少女時代の万浬は教育実習生の詩楠子に“実験”を行い、殺人犯と接触していた。彼女は心に痛みを持たぬことで周囲に波紋を広げていたのだった。万浬に仕える使徒を志願する森悟の弟、英慈。曾根雅雄の身体を食い尽くす病。野宮万浬と貴井森悟の関係に大きな変化が訪れ、物語は衝撃の結末を迎える。『家族狩り』『永遠の仔』と並ぶ、天童荒太のサスペンス長篇。全面改訂による文庫完全版。
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天童荒太(テンドウ・アラタ) プロフィール
1960(昭和35)年、愛媛県生れ。1986年、「白の家族」で野性時代新人文学賞を受賞。映画の原作、脚本を手がけたのち、1993(平成5)年、『孤独の歌声』が日本推理サスペンス大賞優秀作となる。1996年、『家族狩り』で山本周五郎賞を受賞。2000年、『永遠の仔』で日本推理作家協会賞を受賞。2009年、『悼む人』で直木賞を受賞。2013年、『歓喜の仔』で毎日出版文化賞を受賞する。他に『あふれた愛』『包帯クラブ』『静人日記』『ムーンナイト・ダイバー』『ペインレス』『巡礼の家』『迷子のままで』などがある。