財務省の「ワル」(新潮新書)
新潮新書
政治
ノンフィクション一般
作品カナ:ザイムショウノワルシンチョウシンショ
紙書籍ISBN:978-4-10-610916-4
紙書籍ISBN:978-4-10-610916-4
大蔵・財務省で出世する男たちの共通項とは? 日本を牛耳る超やり手、「ワル」の素顔に迫る。
霞が関のトップエリートが集う財務省。そこでは「ワル」と言えば、いわゆる「悪人」ではなく、「やり手」という一種の尊称になる。しかし、事務次官のセクハラ、国税庁長官の公文書改ざんなどで、“省庁の中の省庁”に巣くうワル文化はもはや崩壊待ったなしだ。求められてきた「勉強もできるが、遊びも人並み以上にできる」タイプとは? 出世の条件とは?――当代一の財務省通が「ワル」たちの内幕を明かす。
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岸宣仁(キシ・ノブヒト) プロフィール
1949(昭和24)年、埼玉県生まれ。ジャーナリスト。東京外国語大学卒。読売新聞経済部で大蔵省や日銀などを担当。財務省のパワハラ上司を相撲の番付風に並べた内部文書「恐竜番付」を公開したことで知られる。『財務官僚の出世と人事』 『同期の人脈研究』など著書多数。