ボダ子(新潮文庫)
新潮文庫
文芸一般
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作品カナ:ボダコシンチョウブンコ
紙書籍ISBN:978-4-10-103581-9
紙書籍ISBN:978-4-10-103581-9
境界性人格障害(ボーダー)だった愛娘は、ボダ子と呼ばれた――。実体験に基づく衝撃作。
35歳で起業し、年商十億円を超える会社の社長となった大西浩平。だが、事業の成功の裏にあった家族を顧みない生活は、娘の境界性人格障害(ボーダー)の発症へとつながる。自傷行為を繰り返す娘につきっきりの生活により、事業は破綻。そして浩平は、東日本大震災の復興事業に起死回生をかけて、娘と元妻とともに被災地へと向かうが――。山本周五郎賞候補となった、実体験に基づく衝撃作。
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赤松利市(アカマツ・リイチ) プロフィール
1956(昭和31)年、香川県生まれ。2018(平成30)年「藻屑蟹」で大藪春彦新人賞を受賞。『鯖』『らんちう』『藻屑蟹』『ボダ子』『風致の島』『犬』『アウターライズ』『隅田川心中』などの著書がある。