渡りの足跡(新潮文庫)

梨木香歩/著
配信開始日: 2022/05/27
価格:539円(税込)
新潮文庫
エッセイ・随筆 紀行・旅行 TTS(読み上げ)対応
作品カナ:ワタリノアシアトシンチョウブンコ
紙書籍ISBN:978-4-10-125340-4
一万キロを無着陸で羽ばたき続ける――。渡り鳥たちを訪ねて知床、カムチャツカへ。奇跡を見つめた旅の記録。読売文学賞随筆・紀行賞受賞作。文庫版特別収録「知床半島の上空を、雲はやがて」
この鳥たちが話してくれたら、それはきっと人間に負けないくらいの冒険譚になるに違いない──。一万キロを無着陸で飛び続けることもある、壮大なスケールの「渡り」。案内人に導かれ、命がけで旅立つ鳥たちの足跡を訪ねて、知床、諏訪湖、カムチャツカへ。ひとつの生命体の、その意志の向こうにあるものとは何か。創作の根源にあるテーマを浮き彫りにする、奇跡を見つめた旅の記録。

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梨木香歩(ナシキ・カホ) プロフィール

1959(昭和34)年生れ。小説に『丹生都比売 梨木香歩作品集』『西の魔女が死んだ 梨木香歩作品集』『裏庭』『からくりからくさ』『りかさん』『家守綺譚』『村田エフェンディ滞土録』『沼地のある森を抜けて』『ピスタチオ』『僕は、そして僕たちはどう生きるか』『雪と珊瑚と』『冬虫夏草』『海うそ』『岸辺のヤービ』など、またエッセイに『春になったら莓を摘みに』『ぐるりのこと』『渡りの足跡』『不思議な羅針盤』『エストニア紀行』『やがて満ちてくる光の』『炉辺の風おと』『歌わないキビタキ』などがある。

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