怪虫ざんまい―昆虫学者は今日も挙動不審―
単行本
ノンフィクション一般
生物学
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作品カナ:カイチュウザンマイコンチュウガクシャハキョウモキョドウフシン
紙書籍ISBN:978-4-10-351792-4
紙書籍ISBN:978-4-10-351792-4
昆虫学者の「生態」はどんな虫よりも奇っ怪だ。
凄絶ホラーな寄生虫、ミズスマシだけにつく幻のカビ、地球史を語る透明な甲虫、冬に碧く輝く超希少ゴミムシ、井戸の底に潜む新種らしきプラナリア……。たとえヤツらが1ミリたりとも人類の役に立たなくても、異常な執念で徹底的に追いかけるのだ。「裏山の奇人」の異名をとるコマツ博士の、暴走する「昆虫愛」エッセイ。
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小松貴(コマツ・タカシ) プロフィール
1982(昭和57)年生れ。信州大学大学院総合工学系研究科山岳地域環境科学専攻博士課程修了。博士(理学)。九州大学熱帯農学研究センターでの日本学術振興会特別研究員、国立科学博物館協力研究員を経て、2022(令和4)年4月からは在野の研究者として奮闘中。専門は好蟻性昆虫。『怪虫ざんまい』『絶滅危惧の地味な虫たち』『裏山の奇人』など著書多数。