もうすぐいなくなります―絶滅の生物学―(新潮文庫)
新潮文庫
科学一般
生物学
作品カナ:モウスグイナクナリマスゼツメツノセイブツガクシンチョウブンコ
紙書籍ISBN:978-4-10-103532-1
紙書籍ISBN:978-4-10-103532-1
人類が滅亡した後に地球で繁栄するのは牛? 絶滅から生命、そして進化の謎を読み解く。
生命誕生からおよそ38億年。地球上ではおびただしい数の生物種が出現と絶滅を繰り返してきた。現在でも、例えばトキやニホンオオカミはとうに滅び、イリオモテヤマネコ、ゾウ、マナティー、シロナガスクジラなどが絶え果てる寸前である。そしてこの先、人類も地球上から消えていなくなるのだろうか――。絶滅と生存を分ける原因は何か。絶滅から生命の進化を読み解く新しい生物学の教科書。(解説・養老孟司)
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池田清彦(イケダ・キヨヒコ) プロフィール
1947(昭和22)年、東京生れ。生物学者。東京教育大学理学部卒。東京都立大学大学院生物学専攻博士課程修了。山梨大学、早稲田大学名誉教授。構造主義生物学の地平から、多分野にわたって評論活動を行っている。著書に『構造主義生物学とは何か』『構造主義と進化論』『分類という思想』『新しい生物学の教科書』、近著に『SDGsの大嘘』などがある。