遠い家族―母はなぜ無理心中を図ったのか―

前田勝/著
配信開始日: 2023/03/29
価格:1,650円(税込)
単行本
ノンフィクション一般 TTS(読み上げ)対応
作品カナ:トオイカゾクハハハナゼムリシンジュウヲハカッタノカ
紙書籍ISBN:978-4-10-354991-8
なぜ母は義父を殺して死んだのか? 事件の当事者が背景を綴る慟哭の手記。
18歳の春、母が義父を殺して自死した。あれから16年、ひとり取り残された僕は母の生涯を辿る旅に出た。日本に出稼ぎに行った韓国人の母を求めながら、韓国と台湾で暮らした幼少期。日本で母と義父と過ごした中高時代。そして、「あの日」までの経緯。母親に愛されたいと願った息子が心中事件の背景を綴るノンフィクション。

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前田勝(マエダ・ショウ) プロフィール

1983年、韓国人の母と台湾人の父の下、韓国で生まれる。7歳まで韓国、12歳まで台湾で暮らす。日本人と再婚した母に呼ばれて12歳で来日。大学入学直前、母が義父を殺して無理心中を図る。大学中退後、東京NSCに入学。卒業後は舞台俳優となる。客演の傍ら劇団を主宰し、母の事件を描いた舞台を上演。2018年、ドキュメンタリー番組「ザ・ノンフィクション」に出演し、母の生涯を辿る。同番組は北米最大級のメディアコンクール「ニューヨーク・フェスティバル2019」ドキュメンタリー・人物伝記部門で銅賞を受賞。2021年『茜色に焼かれる』(石井裕也監督)で映画初出演。舞台にも立ち続けている。

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