謎ときサリンジャー―「自殺」したのは誰なのか―(新潮選書)

竹内康浩/著、 朴舜起/著
配信開始日: 2021/08/26
価格:1,650円(税込)
新潮選書
ノンフィクション一般 評論一般 作家論 作品論
作品カナ:ナゾトキサリンジャージサツシタノハダレナノカシンチョウセンショ
紙書籍ISBN:978-4-10-603870-9
あの名短編のラストが実は「事件」だった? 驚天動地、圧巻の評論登場。
「バナナフィッシュにうってつけの日」のラストは主人公の自殺ではなかった!? 前代未聞の問いは天才作家の作品世界全体に及び、やがては『ライ麦畑』までが……。世界最高峰のミステリ賞〈エドガー賞〉の評論・評伝部門で日本人初の最終候補となった「文学探偵」が弟子と読み解く新たなサリンジャーの世界。

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竹内康浩(タケウチ・ヤスヒロ) プロフィール

1965年、愛知県生まれ。アメリカ文学者。東京大学文学部卒。北海道大学大学院文学研究院教授。Mark X:Who Killed Huck Finn's Father?(マークX――誰がハック・フィンの父を殺したか?)がアメリカ探偵作家クラブ賞(エドガー賞)の評論・評伝部門で日本人初の最終候補となる。サリンジャーの他、スコット・フィッツジェラルド、フラナリー・オコナー、マーク・トウェイン、エドガー・アラン・ポー等に関する論文を主にアメリカで発表している。

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朴舜起(ボク・シュンキ) プロフィール

1992年、兵庫県西宮市生まれ、鳥取県境港市出身。立教大学文学部英米文学専修を卒業後、サリンジャー研究を志し、北海道大学大学院に進学。2021年8月現在、同文学院欧米文学研究室博士課程3年。ハーマン・メルヴィルやワシントン・アーヴィングなど19世紀アメリカ文学からイアン・マキューアンをはじめとする現代イギリス文学まで幅広く研究中。

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