2035年の中国―習近平路線は生き残るか―(新潮新書)
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作品カナ:ニセンサンジュウゴネンノチュウゴクシュウキンペイロセンハイキノコルカシンチョウシンショ
紙書籍ISBN:978-4-10-610992-8
紙書籍ISBN:978-4-10-610992-8
2035年に中国はどうなっているのか? 習近平を最もよく知る元大使が今後の行方を占う。
中国共産党総書記として異例の三期目に突入した習近平。幹部人事を意のままに行い盤石の体制に見えたが、コロナ対策では国民の反発で軌道修正を迫られ、一転、不安を感じさせる幕開けとなった。建国百年を迎える二〇四九年への中間点とされる二〇三五年に、彼は八十二歳。国内外の難問が山積する中国は、その時どうなっているのか? この国と中国共産党の本質を踏まえながら、第一人者が今後の行方を占う。
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宮本雄二(ミヤモト・ユウジ) プロフィール
1946(昭和21)年福岡県生まれ。宮本アジア研究所代表。1969年京都大学法学部卒業後、外務省入省。1990年アジア局中国課長、2006年在中華人民共和国日本国大使館特命全権大使。2010年退官。著書に『習近平の中国』『強硬外交を反省する中国』など。