交通崩壊(新潮新書)
新潮新書
ノンフィクション一般
社会
TTS(読み上げ)対応
作品カナ:コウツウホウカイシンチョウシンショ
紙書籍ISBN:978-4-10-610997-3
紙書籍ISBN:978-4-10-610997-3
日本の交通行政は「部分最適」の集合体である。新幹線の延伸によって寸断される在来線のネットワーク。欧州で復活続くも日本では広まらない路面電車。自転車に加え電動キックボードも乗り上げカオス化が進む歩道。権限を警察が握り、「まちづくり」の観点での施策が進まない道路行政……。そろそろ全体最適を意識した総合的な交通政策を構想すべきではないか。都市・交通問題に精通したジャーナリストによる提言。
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市川嘉一(イチカワ・カイチ) プロフィール
1960年埼玉県生まれ。都市・交通ジャーナリスト。立飛総合研究所理事。1984年早稲田大学卒業、日本経済新聞社入社。「日経グローカル」主任研究員などを経て2018年退社。埼玉大学大学院理工学研究科博士後期課程修了。博士(学術)。主著に『交通まちづくりの時代』。