虚像(下)―驕りの代償―

高杉良/著
配信開始日: 2012/03/30
価格:1,496円(税込)
単行本
文芸一般 経済・社会小説
作品カナ:キョゾウ02オゴリノダイショウ
シリーズ名: 虚像
紙書籍ISBN:978-4-10-454705-0
「財界の寵児」の見えざる罪と罰――。「失われた十年」を問う本格経済巨編!
平成大不況をよそに「大泉内閣」に食い込み、規制緩和の旗振り役となったノンバンクの帝王。男はいかに政商にのし上がり、なぜ表舞台から消えたのか――。紳士然たる風貌に隠された非情、恫喝、肥大する欲望。投資ファンドとの癒着、金融相と仕組んだ出来レース、そして経営破綻の危機……。巨利の構図を射抜く経済小説の金字塔!

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高杉良(タカスギ・リョウ) プロフィール

1939(昭和14)年、東京生れ。石油化学専門紙記者、編集長を経て、1976年『虚構の城』で作家デビュー。以来、経済界全般にわたって材を得て、綿密な取材に裏打ちされた問題作、話題作を次々に発表している。主な作品に『小説 日本興業銀行』『労働貴族』『広報室沈黙す』『燃ゆるとき』『王国の崩壊』『金融腐蝕列島』『不撓不屈』『乱気流』『挑戦 巨大外資』『反乱する管理職』『青年社長』『破戒者たち』『人事の嵐』『第四権力』『小説ヤマト運輸』『めぐみ園の夏』『破天荒』『転職』等がある。

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