涙にも国籍はあるのでしょうか―津波で亡くなった外国人をたどって―

三浦英之/著
配信開始日: 2024/02/21
価格:1,925円(税込)
単行本
ノンフィクション一般 TTS(読み上げ)対応
作品カナ:ナミダニモコクセキハアルノデショウカツナミデナクナッタガイコクジンヲタドッテ
紙書籍ISBN:978-4-10-355561-2
日常のはかなさと、それでも生きる人間の強さに触れるノンフィクション。
震災から12年、東北を取材し続けてきたルポライターが初めて知った事実。それは「東日本大震災での外国人の犠牲者数を誰も把握していない」ということ。彼らは東北の地でどのように生きたのか。現地を訪ね歩き、出会ったのは「あの人の面影が、今も自分を生かしてくれている」という実感を胸に凛と生きる人々だった。

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三浦英之(ミウラ・ヒデユキ) プロフィール

1974年、神奈川県生まれ。朝日新聞記者、ルポライター。『五色の虹 満州建国大学卒業生たちの戦後』で第13回開高健ノンフィクション賞、『日報隠蔽 南スーダンで自衛隊は何を見たのか』(布施祐仁氏との共著)で第18回石橋湛山記念早稲田ジャーナリズム大賞、『牙 アフリカゾウの「密猟組織」を追って』で第25回小学館ノンフィクション大賞、『南三陸日記』で第25回平和・協同ジャーナリスト基金賞奨励賞、『帰れない村 福島県浪江町「DASH村」の10年』で2021 LINEジャーナリズム賞、『太陽の子 日本がアフリカに置き去りにした秘密』で第22回新潮ドキュメント賞と第10回山本美香記念国際ジャーナリスト賞を受賞。その他、第8回城山三郎賞候補作に『白い土地 ルポ福島「帰還困難区域」とその周辺』、第53回大宅壮一ノンフィクション賞候補作に『災害特派員』がある。2024年2月現在、岩手県盛岡市在住。

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