歪んだ幸せを求める人たち―ケーキの切れない非行少年たち3―(新潮新書)

宮口幸治/著
配信開始日: 2024/07/18
価格:836円(税込)
新潮新書
社会 ノンフィクション一般 教育学 医学一般 出産・子育て 精神医学 TTS(読み上げ)対応
作品カナ:ユガンダシアワセヲモトメルヒトタチケーキノキレナイヒコウショウネンタチ03シンチョウシンショ
シリーズ名: ケーキの切れない非行少年たち
紙書籍ISBN:978-4-10-611050-4
シリーズ累計170万部超えのベストセラー最新作。「幸せを求めて不幸を招く人」の正体とは。
「おばあちゃんを悲しませたくないので殺そうと思いました」。非行少年の中には、時にとてつもない歪んだ考え方に基づいて行動してしまう者がいる。しかし、そうした少年でも「幸せになりたい」という思いは共通している。問題はその「幸せ」を求める方法が極めて歪んでいることであり、それは非行少年に限らないのだ。彼らの戦慄のロジック、そしてその歪みから脱却する方法を、豊富な臨床例と共に詳述する。

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宮口幸治(ミヤグチ・コウジ) プロフィール

立命館大学教授・児童精神科医。一般社団法人・日本COG-TR学会代表理事。京都大学工学部卒業、建設コンサルタント会社勤務の後、神戸大学医学部医学科卒業。神戸大学医学部附属病院精神神経科、大阪府立精神医療センターなどを勤務の後、法務省宮川医療少年院、交野女子学院医務課長を経て、2016年より現職。医学博士、子どものこころ専門医、臨床心理士。児童精神科医として、困っている子どもたちの支援を教育・医療・心理・福祉の観点で行う「日本COG-TR学会」を主宰し、全国で教員等向けに研修を行っている。主な著書に『ケーキの切れない非行少年たち』『どうしても頑張れない人たち』『ドキュメント小説 ケーキの切れない非行少年たちのカルテ』『歪んだ幸せを求める人たち ケーキの切れない非行少年たち3』(いずれも新潮社)、『境界知能とグレーゾーンの子どもたち』(扶桑社)、『医者が考案したコグトレパズル』(SBクリエイティブ)など計80冊。

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