高虎と天海(新潮文庫)
新潮文庫
文芸一般
時代小説
作品カナ:タカトラトテンカイシンチョウブンコ
紙書籍ISBN:978-4-10-138984-4
紙書籍ISBN:978-4-10-138984-4
「死後は天海と高虎と共に眠りたい」徳川家康。天下泰平の世の礎を築いた二人の男。
六尺二寸の巨躯にして全身に九十九の傷を持つ戦国屈指の荒武者・藤堂高虎。徳川家康を天下人と見定め家来として仕えることにした高虎は、関ヶ原合戦勝利祝賀の席で、その博識と器量を家康に認められた喜多院の僧侶・天海と共に天下安寧を目指す。島左近の暗躍、風魔対伊賀者の諜報合戦、魑魅魍魎渦巻く朝廷対策、そして大坂の陣。徳川幕府の礎を築いた二人の智略と交友を描く書下ろし小説。
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早見俊(ハヤミ・シュン) プロフィール
1961(昭和36)年、岐阜県岐阜市生れ。会社員を続けながら作家活動を行っていたが、2007(平成19)年から作家に専念。主な著書に『放浪大名 水野勝成』『ふたりの本多』『高虎と天海』などの歴史小説をはじめ、「居眠り同心影御用」「公家さま同心飛鳥業平」「双子同心捕物競い」「鳥見役京四郎裏御用」「観相同心早瀬菊之丞」「椿平九郎 留守居秘録」「やったる侍涼之進奮闘剣」「大江戸無双七人衆」「大江戸人情見立て帖」などのシリーズがある。