星新一―一〇〇一話をつくった人―(上)(新潮文庫)
新潮文庫
ノンフィクション一般
評論一般
作家論
TTS(読み上げ)対応
作品カナ:ホシシンイチセンイチワヲツクッタヒト01シンチョウブンコ
シリーズ名: 星新一―一〇〇一話をつくった人―
紙書籍ISBN:978-4-10-148225-5
シリーズ名: 星新一―一〇〇一話をつくった人―
紙書籍ISBN:978-4-10-148225-5
大企業の御曹司として生まれた少年は、いかにして今なお愛される作家となったのか。知られざる実像を浮かび上がらせる評伝。
「ボッコちゃん」「マイ国家」など数多のショートショートを生み出し、今なお愛される星新一。森鴎外の血縁にあたり、大企業の御曹司として生まれた少年はいかなる人生を歩んだのか。星製薬社長となった空白の六年間と封印された負の遺産、昭和の借金王と呼ばれた父との関係、作家の片鱗をみせた青年時代、後の盟友たちとの出会い――知られざる小説家以前の姿を浮かび上がらせる。
購入サイト
最相葉月(サイショウ・ハヅキ) プロフィール
1963(昭和38)年、東京生れの神戸育ち。関西学院大学法学部卒業。科学技術と人間の関係性、スポーツ、精神医療などをテーマに執筆活動を展開。著書に『絶対音感』(小学館ノンフィクション大賞)『青いバラ』『東京大学応援部物語』『ビヨンド・エジソン』『最相葉月 仕事の手帳』『ナグネ――中国朝鮮族の友と日本』『辛口サイショーの人生案内』など多数。『星新一』にて大佛次郎賞、講談社ノンフィクション賞、日本SF大賞、日本推理作家協会賞(評論その他の部門)、星雲賞(ノンフィクション部門)を受賞。