無人島のふたり―120日以上生きなくちゃ日記―(新潮文庫)

山本文緒/著
配信開始日: 2024/09/30
価格:572円(税込)
新潮文庫
日記・書簡 エッセイ・随筆 TTS(読み上げ)対応
作品カナ:ムジントウノフタリヒャクニジュウニチイジョウイキナクチャニッキシンチョウブンコ
紙書籍ISBN:978-4-10-136064-5
私は突然膵臓がんと診断された。余命は四カ月。最期まで書き続けた著者のラストメッセージ。
2021年4月、私は突然膵臓がんと診断された――。夫とふたりで無人島に流されてしまったかのような日々を、作家は日記として綴った。痛み、吐き気、発熱に悩む毎日。食べもののおいしさや本の面白さに喜びを感じる時。振り返るこれまでの人生。夫への感謝と心配。「書きたい」という尽きせぬ思い。別れの言葉は言っても言っても言い足りない。58歳で急逝した著者からのラストメッセージ。(解説・角田光代)

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山本文緒(ヤマモト・フミオ) プロフィール

(1962-2021)神奈川県生れ。OL生活を経て作家デビュー。1999(平成11)年『恋愛中毒』で吉川英治文学新人賞、2001年『プラナリア』で直木賞、2021(令和3)年、『自転しながら公転する』で島清恋愛文学賞、中央公論文芸賞を受賞した。著書に『絶対泣かない』『群青の夜の羽毛布』『落花流水』『そして私は一人になった』『ファースト・プライオリティー』『再婚生活』『アカペラ』『なぎさ』『ばにらさま』『残されたつぶやき』『無人島のふたり』など多数。

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