蔦屋重三郎―江戸の反骨メディア王―(新潮選書)
新潮選書
ノンフィクション一般
作品カナ:ツタヤジュウザブロウエドノハンコツメディアオウシンチョウセンショ
紙書籍ISBN:978-4-10-603917-1
紙書籍ISBN:978-4-10-603917-1
偉そうな「お上」は、おちょくれ! ――天才編集者の一代記。
貸本屋から身を起こし日本橋通油町の版元となった「蔦重」こと蔦屋重三郎。江戸後期、田沼意次の浮かれた時代に吉原の「遊郭ガイド」を販売し、「狂歌」や「黄表紙」のヒット作を連発した男は、言論統制を強める寛政の改革に「笑い」で立ち向かう。北斎や歌麿、写楽ら浮世絵師の才能も見出した、波瀾万丈の生涯を活写する。
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増田晶文(マスダ・マサフミ) プロフィール
1960年、大阪生まれ。同志社大学法学部卒業後、広告会社勤務を経て作家に。単行本デビュー作は『果てなき渇望』。小説に『ジョーの夢 新島襄と徳富蘇峰、そして八重』、ノンフィクションでは『うまい日本酒はどこにある?』『吉本興業の正体』などがある。