ロベスピエール―民主主義を信じた「独裁者」―(新潮選書)
新潮選書
西洋史
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作品カナ:ロベスピエールミンシュシュギヲシンジタドクサイシャシンチョウセンショ
紙書籍ISBN:978-4-10-603915-7
紙書籍ISBN:978-4-10-603915-7
「恐怖政治」という理解だけでは見えない政治家の真実とは?
フランス革命で政敵を次々と粛清、最後は自らも断頭台で葬られたロベスピエール。「私は人民の一員である」と言い続けた元祖〈ポピュリスト〉は、なぜ冷酷な暴君に堕したのか。誰よりも民主主義を信じ、それを実現しようとした政治家の矛盾に満ちた姿から、現代の代議制民主主義が抱える問題の核心を鋭く問う画期的評伝。
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高山裕二(タカヤマ・ユウジ) プロフィール
1979年、岐阜県生まれ。明治大学政治経済学部准教授。2009年、早稲田大学大学院政治学研究科博士課程修了。博士(政治学)。専門は政治学・政治思想史。主な著作に『トクヴィルの憂鬱 フランス・ロマン主義と〈世代〉の誕生』(白水社、サントリー学芸賞受賞)、『憲法からよむ政治思想史〔新版〕』(有斐閣)、共著に『社会統合と宗教的なもの 十九世紀フランスの経験』、『共和国か宗教か、それとも 十九世紀フランスの光と闇』、『フランス知と戦後日本 対比思想史の試み』(いずれも白水社)。