まもなく配信 夜明け前 第二部(下)(新潮文庫)

島崎藤村/著
配信開始日: 2025/04/04
価格:880円(税込)
新潮文庫
文芸一般 TTS(読み上げ)対応
作品カナ:ヨアケマエ04シンチョウブンコ
シリーズ名: 夜明け前
紙書籍ISBN:978-4-10-105511-4
時代は明ける。人は狂う。日本近代文学の最高峰、ここに完結。
新政府は半蔵が夢見ていたものではなかった。戸長を免職され、神に仕えたいと飛騨の神社の宮司になるが、ここでも溢れる情熱は報われない。木曽に帰り、隠居した彼は仕事もなく、村の子供の教育に熱中する。しかし、夢を失い、失望した彼はしだいに幻覚を見るようになり、遂には座敷牢に監禁されてしまうのだった。小説の完成に7年の歳月を要した藤村最後の長編である。「島崎藤村 人と文学」(平野謙)、「『夜明け前』について」(三好行雄)収録。

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島崎藤村(シマザキ・トウソン) プロフィール

(1872-1943)筑摩県馬籠村(現在の岐阜県中津川市)に生れる。明治学院卒。1893(明治26)年、北村透谷らと「文学界」を創刊し、教職に就く傍ら詩を発表。1897年、処女詩集『若菜集』を刊行。1906年、7年の歳月をかけて完成させた最初の長編『破戒』を自費出版するや、漱石らの激賞を受け自然主義文学の旗手として注目された。以降、自然主義文学の到達点『家』、告白文学の最高峰『新生』、歴史小説の白眉『夜明け前』等、次々と発表した。1943(昭和18)年、脳溢血で逝去。享年72。

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